柔らかい毛並み

ゆるく思ったことを綴ります。

海賊とよばれた男

今日はこれ、海賊とよばれた男、観にいってきました♡

以下、映画の感想になります。何も観ずに行きたい!という方は、読むのをお控えください。

映画に対する批評というよりは、映画を観て感じたことを徒然と書こうと思います。批評できるほど、映画に対する知識があるわけでなく、どちらかと言えば映画観るの避ける方なんです^^;

映画って、結構観るの疲れませんか...?視覚に聴覚、刺激が多くてすごく感情が揺さぶられるので、劇場で観るのは感動も一塩ですが、「よし観るぞ!」という覚悟がいります。絶対感動系とか観ないようにしてます。もれなく泣く自信あります(笑)。だからふだんは本派なわけで、文章から想像をふくらませていく方が好きなんですが。こんなん思うの私だけでしょうか...?(笑)

話がそれました。まぁそもそもこのブログ立ち上げたのも、ふだん感じたことや思ったこと、文字や形に残したり考えをまとめて自分に取り入れたりしたいなぁって思ったからで。 そんな視点で書こうと思います。

まず、岡田さんの演技。TVで映画について話していた時、60代の年齢を演じていることの方が多く、オファーを受ける時はプレッシャーだったとのことで。実際観てみると本当そうでした。でも、全然年齢のギャップを感じさせないオーラや威圧感がものすごくありました。そのためか20代の役を演じた時も重厚感があり、若いながらもカリスマ的存在感を放つ人物に見えました。よかったです。

そして、ユキさん。私も結婚してるので、ユキさんが子どもできないと悩む姿や決断には、身につまされるところがありました。この時代ならば尚更、そして旦那さんの役職も考えると、ユキさんの決断も察せられるところがあります。そんな背景がある中で、ユキさんに「気にするな!」と迷いなくはっきり言えるてつぞうさんは、とてもかっこいいと思いました。言われたユキさんには何より救いの言葉になるでしょうね。

何にせよ、自分の最近に置き換えてみると、周りの結 婚した方々のお話聴いてたら、結構不妊の方って多くて。何となく、ほしいと思ったらできるってもんじゃないんだな、と自分の考えの甘さも感じたりしてるとこだったので。この場面は感じ入るところありました。

あとは、「海賊」とも言われるてつぞうさんのやり方、でしょうか。例え危ない道でも、正しい筋の通る道ならば、慣習なんか無視して突き進む。そんなところは、さすが会社を伸ばしたリーダーと思いました。今の商品のダメなところをきっちり探して改良していくところも、着眼点や先を読む力はさすがだなぁと。慣習通りに、周りと合わせてそれなりにやろうと思ってたら、きっと結果もそれなりで、トップに立てることってないのかもと思いました。

日本社会では慣習通りにやることが時にとても重視されますし、それを察する力や知識はもちろん必要だと感じます。でも、何故そのような慣習が存在するのかは知っておかないといけないし、「何となくいつもどおり」やるのではなく、「こういう理由で」やると知ることも大事だな、と。それはふだんの仕事の中でも生きてくる大切なことでは、って思いました。